設備紹介

進化し続ける⾃動⾞産業。自動車部品においても、その機能性に対するニーズは⽇を追うごとに⾼度化‧多様化しています。 ⾼品質な製品を安定して⽣産するには、それに対応した⾼度な⽣産システムと技術が必要です。
当社ではつねに最先端の設備‧技術‧⼯法を導⼊することはもちろん、必要に応じて専⽤機を⾃社で開発。この⽣産設備‧技術により、加⼯、成形、検査、完成まですべてを⼀貫して管理できる⽣産体制を実現し、⾼品質、ローコスト、短納期でお応えしています。
社内専用機
当社は社内にて設計から組付け、据え付け管理まで⼀貫した設備製作を実施しています。社内保有設備2539台のうち508台は社内専⽤機になります。
※2024年8⽉時点

社内で設備を⼀貫製作することで他社さまから購⼊するよりも安価に製作ができ、⼤きな利益貢献に繋がっています。また、保全部⾨の修理のし易さを考えた設計を行うこともできます。最終的には実際に設備を動かす製造部⾨が使いやすいよう、細⼼の注意を払って設計‧組付けを実施します。後⼯程に配慮した設備を社内製作することにより、⽣産性向上に⼤きく寄与できることが当社の大きな強みです。
「社内専用機」開発の流れ
これまで開発した
「社内専用機」事例
FP機
油孔が貫通しているか、内径が規格⼨法内にあるか、誤った品種が混⼊していないかなどを全数検査する設備。最終外観検査⼯程の前に設置されるケースが多い専用機です。
搬送機
搬送機には、加⼯前のワークを加⼯機の⼊⼝まで運ぶ⼊⼝コンベア、加⼯後のワークを次の⼯程に運ぶ中間コンベア、最終⼯程の加⼯が終わったワークを出⼝側に整列する出⼝コンベアがあります。 また、加⼯機のワークを着脱し、後⼯程に搬送する装置、 複数のラインで加⼯されたものを集約する合流コンベアやひとつのラインから複数のラインへ分散する振分けコンベアも開発できます。
バリ取り機
マーガレットブラシやワイヤーブラシ等を使⽤し、油孔の⾯取りバリや切⽋け部のバリを除去する設備です。ドリルを使⽤して、油孔の抜けバリをさらう設備もあります。
側研機
ワークの端⾯を砥⽯で研磨する装置です。アラサの精度確保や研磨ヤケを防⽌するために、定期的なドレス加⼯をしています。
設備概要
当社が保有する汎⽤機や社内専⽤機の設備台数のリストです。 多くの設備が効率的かつ高品質なモノづくりを⽀えています